原子力施設周辺の環境の安全を確かめるため、放射線や放射能の量は、常に測定・監視されています。このような調査を環境放射線モニタリングといいます。
福井県の原子力施設周辺には、県と原子力事業者が合計106ヶ所の観測局(モニタリングポスト)を設置し、常に空間放射線の量を測定しています。
また、土や水、農作物や魚介類などについても発電所の周辺から定期的にサンプルを集め、それらに含まれる放射能の量を測定しています。
これらの測定・分析結果は、専門技術者で構成される福井県環境放射能測定会議で評価され、県や関係市町、各種団体の代表者で構成される福井県原子力環境安全管理協議会で確認された後、報告書やインターネットを通じてみなさんに公表されています。